会社概要

関西大学法学部卒業後、会計事務所2社で勤務。

その後、税理士として独立。そして、株式会社ＴＣマネジメントサポート設立。

税務会計業務だけでなく、経営者の意思決定支援に携わる。

経営者からの相談は人や組織に関するものが多いものの、それに対する本質的な問題解決の支援ができず、もどかしさを感じていた。 その経験から、チームビルディング・組織コンサルティングについて学び、中小企業のクライアントに向けて、メンバーがいがみ合う組織ではなく、強みを活かし合う組織をつくるための支援を行っている。

一般の中小企業・医院や歯科医院・介護事業所などに対して、仮想体験ゲームを用いた研修やワークショップなどを活用したコンサルティングを実施している。

また、経営者の意思決定のスピード・納得度を上げる支援としてコーチングを実施したり、経営者・管理職の方々が自分の強みを活かしてチームのマネジメントをしていく支援としてストレングスコーチングを実施している。

人の強みを理解する研修
目的目標の立て方研修
コーチング研修
管理職研修
新入社員研修
ファシリテーション研修
ビジョン・クレド策定研修
問題解決力向上研修

「納得をつくることが重要」

なぜ人と人とがいがみ合うのか？と疑問に思うことがあります。

この人の言っていることも分かる。あの人の言ってることも分かる。

双方の話を聞き合えば、お互いの言いたいことが分かり合えるのではと。
うまく話し合えれば、良い代替案が出てくるのではないかと。
良い代替案が見つかれば、話もどんどん進んでいくはずだと。

ただ実際は、どうでしょうか？

「普通なら○○なはずなのに、あの人おかしい！」

「□□さんの意見は完全に間違っている。聞く必要がない。」

といった感じで、双方の考え方を切り捨て合い、対立することがほとんどです。

そして、そのような事態になることを恐れて意思表示することを避けるようになります。
反発し合って周りに迷惑をかけたくないからです。

たしかに、皆が100％の合意をすることは難しいと思います。
皆の考え方が100％同じだということはありえないからです。

そういう意味では話を進めるためには、うまく妥協することも必要なのだと思います。

それでは、「うまく妥協する」とは何でしょうか？

それは、納得することなのだと思います。

例えば、子供が大学で特定の専攻を選ぶ決定をしたが、親としては別の分野を勧めたい。でも、子供の興味や将来の希望を理解して納得する。

というように、意見は違っても納得するというような経験があると思います。

「納得する」ことは、相手の気持ちや考え方を理解し、それを受けとめ、共有することから始まります。

ロジカルな視点だけでなく、人としての気持ちや相手との関係性に左右されるものです。

自分自身の意思決定の場面において、1対1の話し合いの場において、チームや組織のメンバー間において「納得」をつくるにはどうしたらいいのか？
それを常に追い求めていきたいと思います。

納得をつくることができれば、お互いの立場や考え方・価値観を理解し合うことができます。

自分自身が納得の意思決定をできれば、そこからアクションまでのスピードが速まり、成果・成長の速度が上がります。

チームや組織にとっては、斬新なアイデアを見つけ、それが両者にとってWin-Winのものとなり、チームや組織として前進することができる。

所属するメンバーにとっても、そこに居場所感を感じ、モチベーションや一体感が高まる。そんな組織を増やしていきたいと思います。