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SSR理論

組織づくり・チームづくりは、何から始めれば良いのでしょうか?

実は、成果の出る組織やチームが作られるプロセスには法則があります

それを体系化したものがSSR理論です。

この理論のポイントは、「成果の出る組織は、以下の3つの要素が循環することで作られる」ということにあります。

「人材力」×「組織力」×「関係力」

1.人材力(Strength)

人材力とは、個人個人の持っている強みや弱み、長所や短所のことです。
強みや弱み、長所や短所につながるそれぞれの思考と行動の特徴も含まれます。

例)

論理的な思考/理屈っぽく取っつきにくい

計画的で正確に仕事ができる/想像力が乏しく融通がきかない

人に合わせることができる/優柔不断

アイデアにあふれる/夢見がちで非現実的

2.組織力(Structure)

組織力は、組織の仕組みやルールなど、組織が持つ構造を規定するものです。

例)

ミッション・ビジョン・バリュー

事業計画や目的目標

社内制度やルール

組織文化

3.関係力(Relation)

関係力はコミュニケーションそのものであり、1対1から多対多までを含みます。相互のやり取り全般が関係力に含まれます。

例)

1対1のコミュニケーションや面談

会議やミーティングなど、多対多のコミュニケーション

チャットやメール・オンライン通話でのコミュニケーション


組織に問題があるということは、この3つの要素のうちのいずれかが足りていない状態、ということです。

経営者や社員が、この3つの要素が今どんな状態なのかを確認しながら、仕事に取り組むことができれば、組織の問題は解決するようになります。